WiMAXでの通信速度制限

従来のWiMAX方式での通信に関しては、通信速度の制限は一切ありません。

毎月どれだけ大量のデータ通信をしても大丈夫ですし、短期間に大量のデータ通信を行っても問題ありません。
速度制限等の対象となることはありません。

これに対してWiMAX2+では、通信速度の制限がかかるパターンがいくつか存在しています。
ものによってはかなり厳しい速度制限となりますので、WiMAX2+経由での通信には若干注意が必要かもしれません。

この部分をまとめてみましょう。

ギガ放題プランではない通常プランを選択した場合

WiMAX2+の利用プランで通信データ量が使い放題ではない通常のプランを選択した場合には、毎月WiMAX2+経由の通信は7GBまでの制限がかかります。
この通信データ量を使い切ってしまうと、それ以降月末まではWiMAX2+での通信には最高128kbpsの速度制限が課されます。

128kbpsの通信速度制限は非常に厳しく、画像がたくさん貼り付けられているWebサイトの表示も非常に遅くなりますし、
ネット動画はほとんどすべて視聴に耐えなくなります。

ただ、WiMAX2+側に速度制限がかけられてもWiMAX側の通信には何の影響もありませんので、
こういったケースではいわゆる「ノーリミットモード」に切り換えてWiMAXで通信を行うことで、速度制限を回避することも出来ます。

携帯キャリアのパケットプランでは、データ使用量の上限に達した場合には、追加料金を支払って速度制限を解除する方法がありますが、
WiMAX2+にはそういった方法は設けられていないため、その部分には注意が必要となります。

WiMAX2+のプランを利用する場合には、WiMAX2+とWiMAX経由の通信を上手く使い分けることが、上手な利用法となるかもしれません。

LTEオプションを利用している場合

WiMAX2+のプランではオプション料金を支払うことで、auのLTE回線を利用する「ハイスピードプラスエリアモード」を利用することが可能です。
このオプションを使うとWiMAXのエリアよりもカバー範囲の広いauのネットワークを利用して、より広範囲でインターネット接続を利用することが出来ます。

ただしWiMAX2+のプランにギガ放題プランを選択していても、ハイスピードプラスエリアモードを利用して毎月7GB以上のデータ通信を行った場合には、
auのLTE回線経由の通信だけではなく、WiMAX2+での通信にも月末まで最高通信速度128kbpsの速度制限がかかります。
ギガ放題プランであってもこちらの規制の対象となることには注意が必要です。

ただ、このケースでWiMAX2+経由の通信速度が制限される状態となっても、やはりWiMAXでの通信には影響はありません。
通常通りの通信速度でのやりとりが可能です。

直近3日間の通信データ量が3GBを超えた場合

このパターンは、通常プラン、ギガ放題プラン両方に共通する内容です。

WiMAX2+と、auのLTE回線を利用している場合にはLTE回線経由でのやりとりも含めて、合計で直近の3日間に3GB以上のデータのやりとりを行った場合には、
その翌日にかけて通信速度の制限が入る場合があるとされています。

ただしこちらの速度制限は比較的ゆるめのものとされていて、YouTubeの標準画質の動画は問題なく視聴出来る程度の通信速度は確保されると言われています。
数字で表すと700kbps程度の制限ではないか、と言われています(UQ WiMAXは具体的な数値を公表していません)。

付与されるIPアドレスはプライベートアドレス

通信速度関連ではありませんが、WiMAXにはネットのサービス利用で制限となる可能性がある仕様が存在します。

WiMAXのサービスでは各通信端末に割り当てられるIPアドレスは、プロバイダ内部のプライベートIPアドレスと呼ばれるものが割り当てられ、
割り当てられているIPアドレスではインターネット側から端末に接続を行うことが出来ません。

このため、オプションのグローバルIP付加サービスを利用しないと、利用出来ないインターネットのサービスが一部に存在します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です