WiMAX2+は新幹線など高速移動中でも問題なく使える?

WiMAX2+は無線通信を利用したインターネット接続サービスですので、
外出先で新幹線などの高速移動中にも利用の機会がたくさん考えられると思います。
電車や車で移動中にも利用出来れば、利用可能なシーンも大きく広がります。

WiMAX2+の高速移動中の利用に関してまとめてみます。

ハンドオーバー

携帯電話やWiMAX2+などの無線通信の技術では、一つの地上局でカバー出来る範囲は数kmから広くてもせいぜい10km程度で、
移動しながら通信を続けていく場合には、切れ目なく設置されている地上局の間で、
利用者との通信をバトンパスするように次から次へと受け渡していくことで、切れ目のない通信を行えるようにしています。

この地上局同士の守備範囲の境目で通信の引き継ぎを行うことをハンドオーバーといいます。

高速で移動しながら通信を行っている場合には、このハンドオーバーの速さ次第で、
通信の使い勝手に影響が出ることがあります。

WiMAX方式のハンドオーバー性能

従来のWiMAX方式では、このハンドオーバー性能が今ひとつと言われていました。

このため、電車などで移動しながらの通信では、接続自体は失われないものの、
データのやりとりが停止してしまう時間がかなり発生してしまうケースがあり、
携帯電話回線を利用するインターネット接続サービスに比べると、高速移動中の利用は今ひとつ使い勝手が悪いとされてきました。

WiMAX2+方式のハンドオーバー性能

これに対し、WiMAX2+では、ハンドオーバーの仕組みにも手が入っているのかもしれません。
UQ WiMAXの見解では、時速350kmで移動中のハンドオーバーにも対応出来る仕組みとなっている、との発表が出ているようです。

地上局の配置などにも依存はしますが、従来のWiMAX方式よりも移動中の通信には強くなっている可能性がありそうです。

実際の移動中の利用ではエリアの観点も

人口の多い地域ではWiMAX2+のエリアのカバーはかなり進んでおり、エリアの点でも問題はなさそうです。

ただ、WiMAXは無線通信のサービスとしては後発の方式なので、まずは人口の多い地域から優先して地上局整備を進めた関係で、
町と町の間には、鉄道の幹線や高速道路沿いであっても、エリアがまだ広がっていない部分が残されています。
こういった場所を通るケースでは圏外となる場合が出て、移動中の通信の使い勝手に影響することもあります。

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