WiMAXでの実効通信速度

WiMAXを利用して実際に通信を行う場合の実効速度がどの程度になるのかというのは、実のところはなかなか難しい問題です。

WiMAXは携帯回線などと同様に無線技術によるインターネット接続サービスですので、
電波の受信状況や電波の混雑度合いによって実効速度が大きく変化してくるからです。

ある地域の周辺では平均的な速度がこの程度は出ている、という情報があったとしても、
実際にその地点でWiMAXを利用して実測でどの程度の通信速度が出るのかは、現地で利用してみるまでは分からない、
というのが本当のところかもしれません。

ただ、ある程度の傾向は見えてきます。

住宅街では速度が出やすい

繁華街ではやはり人が集中する分利用者も多く、電波の混雑の関係もあって通信速度が低下する傾向があるようです。

大きな駅周辺などから離れた住宅街の中であれば、よほど電波状況の悪い地点でなければ5Mbps~10Mbps程度の実効通信速度は確保出来るようです。
ただ、10Mbpsを超えて、理論最大値に迫るような通信速度を出せる地点は多くはありません。

実際にインターネットを利用するシーンで考えてみると、Webサイトを閲覧したりネット動画を視聴したりするような利用方法では、
光ファイバの固定回線の最大速度のような高速性はあまり必要にはなりません。

通信速度が速いに越したことはないのですが、5Mbpsとか10Mbpsといった通信速度が安定して得られれば、問題なく利用が出来るようになっています。

住宅街などでも通信速度の上がらないところもある

初期の携帯ネットワークのような雰囲気がありますが、エリアの内部で繁華街ではないところであっても、
通信速度の上がらない場所がぽつぽつと残っているようです。

屋内でWiMAXを利用する場合にはその地点での電波状況だけではなく、周囲の建物や今いる建物自体の影響などを受けます。
建物自体の電波の通しやすさの程度などによって、もともとの屋外での電波の強度通りの通信速度が出ないといったことが起こり得ます。

この辺りも携帯ネットワークと同様の傾向があると言えます。

時間帯による通信速度の変化

携帯電話と同様に、WiMAXも多くの人で限られた電波を共有して利用するタイプの通信手段です。
このため場所だけではなく、時間帯によっても通信速度が変化する可能性があります。

通勤通学の時間帯では、通勤や通学の起点となる駅周辺などでは、一般的には通信速度が落ちることが多くなります。
逆に住宅街では、会社や学校に出かけていた人たちが帰宅した時間帯に電波の利用率が上がって、通信速度が落ちる可能性があります。

UQ WiMAXの通信速度実測値

こちらのサイトでWiMAXでの通信速度の実測値をGoogleマップ上にプロットしたものを公開してくださっています。

http://wimaxspeedmap.com

利用する地点の周囲の状況はこちらを参考にすると良いかもしれません。

サービス提供を行う会社による違い

たくさんの会社からWiMAXのサービスが提供されていますが、サービスを提供する大本となっているのはUQ WiMAXです。

携帯ネットワークの格安SIMが大手の携帯キャリアから回線を借りてサービスをしているように、
その他のWiMAXサービス提供会社は、UQ WiMAXから回線を借りてサービスを行っています。

WiMAXのネットワークからインターネットへの接続部分を各サービス会社(プロバイダ)が担当しているわけですが、
サービスを行っている会社によってWiMAXネットワークとインターネットを結ぶ経路の帯域の太さに違いがあります。

この部分が弱いプロバイダでは、UQ WiMAXなどよりも実効転送速度が遅くなる傾向があるようです。

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