WiMAX2+のセキュリティに関して

WiMAX2+のモバイルWi-Fiルータを利用する場合に考えないといけないセキュリティは、大きく分けると2つ存在します。

一つはWAN側、WiMAX2+側のセキュリティに関する部分、
もう一つは、LAN側の無線LAN(Wi-Fi機能)に関する部分です。

この2つに関して簡単にまとめてみます。

WiMAX2+自体のセキュリティ

WiMAX2+も携帯電話の回線と同じように電波を使う無線通信技術です。
このため、誰もが電波を受信しようと思えば受信は可能な状態にはなっています。

ですが電波を受信可能だからといって内容を盗聴される危険性があるかというと、
その可能性は極めて低い、と言っていいレベルの安全性が確保されています。

WiMAX、WiMAX2+の通信では、通信内容はアメリカの国家機関の定めた暗号化方式のAES(Advanced Encryption Standard)
と呼ばれる形式の暗号方式を利用して、内容が暗号化されています。

この方式やヨーロッパや日本の暗号化規格にも採用されています。

実際のところ暗号化を行ったとしても100%完璧にデータが守られるわけではありません。
いつかはどんな暗号も解読されます。
ただ、その「いつか」が現実的な数字、期日になるかどうかの問題ですね。

現状、あちこちで利用されている様々な形式の暗号化方式は単純な攻撃で解読を試みても、
意味のあるような期限内には解読は行えないレベルの強度は保障されています。
少なくとも現時点で、AES方式を含む暗号の強度に関して心配する必要はありません。

ですので、WiMAX2+の通信に関してもセキュリティを心配する必要はないと言えます。

無線LAN(Wi-Fi機能)のセキュリティ

最新のモバイルWi-Fiルータでは無線LAN機能に関しても、強度の高い暗号化を行える仕組みが実装されています。
このため、そういった暗号化の手法を設定で選んでおけば、無線LANの電波の盗聴を心配する必要もありません。

ただ古いモバイルWi-Fiルータの中には「WEP」などといった、古い形式の暗号化方式が使える機種があります。
WEP方式は既に解読プログラムも作られて出回っているなど、セキュリティ的には非常に危険な方式となっていますので、
無線LANを利用してモバイルWi-Fiルータに接続する場合には、WEP以外の方式を選択すべきです。

その他

厳密にはWiMAX2+を利用しなくなる方法ですが、WiMAX2+対応のルータには、
WAN側のネットワークとして公衆無線LANへの接続が可能なルータもあります。

公衆無線LANに接続した場合、その無線LANに接続している機器はすべて同じLANの中に組み込まれます。
つまり、Windowsパソコンであれば、ネットワークの項目の中に他の人の機器が見える状態になります。

モバイルWi-Fiルータの設定がデフォルトのままなど安全な設定になっている場合には問題がありませんが、
外部からのアクセスを認めるような特殊な設定を行う場合には注意する必要があります。

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