WiMAX2+のWi-Fiルータが利用する電波の種類と周波数

WiMAX2+対応のモバイルルータで利用する電波には大きく分けると3つの種類の電波があります。

– WiMAX2+(WiMAX)の電波
– auのLTE回線の電波
– 無線LAN(Wi-Fi機能)の電波

これら3つを混同してしまうと問題点を見失ったり、他の人との話がうまく通じなくなったりします。
注意して使い分けましょう。

ではこれらの電波についてそれぞれ簡単に説明します。

WiMAX2+の電波

WiMAXとWiMAX2+では周波数が2.5GHz前後の電波を利用して通信を行います。
無線通信としてはもちろん他の通信とは重ならない周波数ですし、
無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothなどで利用する電波とも別の周波数です。

無線通信で利用する電波としては周波数が高い領域になりますので、
電波の直進性は高くなりますが、頑丈な建物の中には通りにくい周波数の電波と言われています。

auのLTE回線の電波

WiMAX2+に対応しているモバイルWi-Fiルータの機種によっては、auのLTE回線を利用してインターネット接続を行える機種もあります。
これらの機種では、auのLTE回線のうちプラチナバンドなども呼ばれる、800MHz帯の電波を利用するようになっています。

こちらの回線は携帯無線通信用の電波としては周波数が低くなっていますので、
建物の影などに電波が回り込みやすくなっているなど、建物の多い場所でも電波を拾いやすくなるメリットがあります。

無線LAN(Wi-Fi機能)の電波

無線LANで利用出来る電波としては、現在は2.4GHz帯と5GHz帯の二つが割り当てられています。

ただ、5GHz帯のチャンネルの中には気象用レーダーの電波とぶつかるチャンネルもありますので、
無線LANで5GHzの電波を利用可能なルータの中には、「DFS」という機能で気象用レーダーの存在を確認して
利用するチャンネルの制限を行う機能を持った機種もあります。この機能によるスキャンの間は、無線LANが利用出来ません。

この気象用レーダーとの干渉を除けば、5GHz帯の無線LANはその他の機器と電波が干渉することがありません。
このため無線LAN側の通信速度は2.4GHz帯の電波を利用するときよりも高くなりやすいとされています。

これに対して2.4GHz帯の電波では、パソコン周辺機器などで使われるBluetoothや、
独自規格の無線マウスなどで利用する電波と近い周波数になっているため、
干渉を起こして通信速度が低下しがちです。

また電子レンジの出す電波とも干渉しますので、設置状況によっては電子レンジが動くと無線LANが切れる、
などと言ったことも起きる可能性があります。

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